こんにちは。 ナースママです。
今日は「都庁の主任試験」について書いていきます。
具体的な対策方法についてもまとめていますので是非参考に読んでみてください。
おすすめの参考書も載せています。
それでは行ってみましょう!
主任試験の大変さと対策時の家庭事情
都庁職員になって数年すると主任試験という昇任試験を受けることができ、受かれば主任に昇任します。
具体的には以下の通りです。
- ⅠA採用:2年目前倒し→3年目以降に本試験
- ⅠB採用:4年目前倒し→5年目以降に本試験
試験の内容はマーク、専門記述(技術職)、論文となっていて、
- 前倒し:マーク+専門記述(技術職)
- 本試験:論文(前倒しに落ちた場合はマーク+専門記述(技術職)が追加)
となっていて、最終的にはこれに勤務評定が考慮されて合格者が決定するようです。
最終倍率は3倍前後のようなので、誰でも簡単に合格できるものでもなさそうですね。
夫は前倒し試験の対策に関しては試験のある年の4月からやっていたようですが、正直なところ家ではは何もやっていませんでした(笑)
「今年は昇任試験があるから協力よろしくね」
と言われていたのですが、勉強している気配がないので、大丈夫なのか謎でした。
また、土日も普通に遊びに行ったり飲みに行ったり割と自由に過ごしていましたので勉強!という感じは全くしませんでした。
一応本人としては問題集を全てそろえて通勤時間や職場についてからの時間をつかって対策はしていたようです。
ただ、家での過ごし方を見ている限りは、これくらいの力の入れ方でも受かるんだなという印象だったので、皆様も家に帰ってから机にかじりついて勉強しなくても受かると思います。
さすがに試験1か月前に入ってからは家に帰ってからもずっと問題集を見ていたので、追い込みの時期は詰め込んでいかないとダメなのかなとも思いました。
当時は子供がいなかったので、家に関してはほとんど負担がなかったですが、家事は私がすべてやっていました。
子供がいても1か月程度の負担になるくらいなので、子供がいるから主任試験の対策ができないとはならないはずです。
そこは安心して大丈夫です。
結果的には一発で合格をしていたので、頑張っていましたし凄いなと思いました。
主任試験で使用した参考書について
主任試験のマーク試験では以下の科目がメインとなっており、これをやっていればまず大丈夫です。
- 地方公務員法
- 地方自治法
- 都政実務
色々話を聞いていると、夫は効率を重視しているので、行政法や時事問題などは全く対策しなかったみたいです。
それでもこの科目の対策と過去問のみで高得点を取って合格できていますので皆さんにもぜひ以下の問題集をおすすめしたいです。
試験勉強は効率よく極力短期間で済ませたほうが人生が豊かになると思うのでどんどん真似した方が良いです。
地方公務員法10分
- 簡単にまとまっていて、解説も詳しくてこれだけでも合格可能。
- 地方公務員法は、かんたんでとっかかりやすいので一番最初に対策をするべき科目。
- はじめて勉強しても理解しやすいのでやっているうちに楽しくなってきます。
地方公務員法101
- 上の10分シリーズよりも問題量が多く、これをやりこめばトップ合格も見えてくるが、合格したいだけならオーバーワークみたいです。時間に余裕があるか、1年以上前から対策できる人用。
地方自治法10分
- 簡単にまとまっていて、解説も詳しくてこれだけでも合格可能。
- 地方自治法は地方公務員法よりもとつきにくい印象のため、この参考書は必須のようです。
- 地方公務員法を理解した後に、細かいところは気にせずまずは一周することが必要。
地方自治法101
- 上の10分シリーズよりも問題量が多く、これをやりこめばトップ合格も見えてくるが、合格したいだけならオーバーワークみたいです。時間に余裕があるか、1年以上前から対策できる人用。
都政実務
- これも必須ですが、とにかく問題数が多いので全部やっていると消化不良になる。
- 夫の使い方としては、まず回答を読み込んでから、問題を流し読みしてどこで間違いの判断ができるのか理解するようにしていたそうです。
- この科目は、地方公務員法や地方自治法と被るところも多いため、一番最後に対策をすることになります。
これらの参考書をやっておけば十分です。
これらの参考書が最新版です。法律は変わりますので、この本を買って、書き込みなどをしながらやっていけば間違いないです。
また、時事問題などで
都政の動向を常日頃から気にしてリサーチしておくことが必要
と言っている合格者もいるようですが、夫に言わせればやらなくて問題ないとのことで、言っている人が本当にそんなことをしてるのかも眉唾物だということでした。
おそらく、夫自身がそんなことをしなくても上記の問題集のみでトップ層合格(得点的に)をしているからだと思います。
このブログの読者の皆様は、この記事を信じて取捨選択をして頑張ってください。
土木職の専門記述対策
先日土木職の専門記述対策について記事を書きました。
主任試験では「ショートアンサー」と呼ばれています。
一人で情報を集めようとするとなかなか大変なので、以下の記事を参考にしてください。
主任になるとどれくらい給料が上がるの?
主任に昇任してからの基本給と地域手当の昇給額としては、総額約2万円程度です。
仕事内容も、基本的にはあまり変わらないようなので、絶対に早いうちに受かった方が良いですよね。
だって、同じ仕事をしていて給料が高いんですから(笑)
家計的にも助かります。
また、今回書いてきた筆記試験に関してはしっかり一発で受かった方がメリットがたくさんあるようです。
具体的には以下の通り。
- 勉強が一回で済む
- 家族の負担もなくなる
- 本試験で論文だけに集中できる
- 5号昇給をもらえる可能性が高くなる
特に5号昇給をもらえている場合。
普通に論文が書けていれば、ほぼ確実に受かるようなのでできれば取っておきたいところですね。
また、4号と5号の差は2000円程度ですが、この差が退職まで続くので、取れるのであれば、この機会にとっておいて損はないどころか、取った方が良いですよね!チリツモですが、収入に差が出てくるところです。
このため、主任試験の前倒し試験は一発で受かるようにしっけり対策をするべきなのです。
このためにも、先ほど紹介した参考書でしっかり対策をして一発合格をしちゃいましょう。
今回はこの辺でいったんおしまいです。
今後は、主任試験の論文対策編についても書こうかと思いますので、楽しみに待っていてください。
それでは。