各職級における成績とボーナスの関係~昇任試験への影響~

公務員志望の方
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こんにちは。
ナースママです。

今回は「各職級における成績とボーナスの関係~昇任試験への影響~」について書いていきます。

それでは行ってみましょう!

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今回の前提

成績が違うとどれくらいボーナスが違うか。

前回は、以下の記事のように夫の30歳時点でのボーナス額を公開しましたが、課長代理や課長や部長などでは成績によってどれくらい差があるのでしょうか?

夫の知り合いの人に聞いてもらい大体の金額ですが紹介したいと思います。

ボーナスは期末手当と勤勉手当があり、その合計がボーナス支給額になります。

今回のお話は、勤勉手当の方についてで、こちらは評価によってもらえる額が変わるようです。

各職級による成績別ボーナスの差

早速、各職級の成績によるボーナスの差がどれくらいになるのかを見ていきたいと思います。

±は中位との差です。
%は全体の割合になります。
金額はおおよその参考です。

各職級の成績によるボーナスの差と割合

・主任級・主事級のボーナス
上位+4万円 全体の40%
中位
下位-2万円 下位と中位で全体の60%

・課長代理級のボーナス
最上位+13万円 全体の10%
上位+6.5万円 全体の30%
中位
下位-3.0万円 下位と中位で全体の60%

・課長級のボーナス
最上位+33万円 全体の10%
上位+16.4万円 全体の20%
中位A+8.2万円 全体の10%
中位B 40%
下位-3.0万円 下位と最下位で全体の20%
最下位-77万円!(もらえない可能性アリ)

・部長級のボーナス
最上位+40万円 全体の10%
上位+20万円 全体の20%
中位 全体の50%
下位-5.6万円 下位と最下位で全体の20%
最下位-105.0万円!(もらえない可能性アリ)

多くの人はこんな感じでしょう。

私が教えてもらったときには、こんなに細かく決まってるんだと思いました。

課長と部長に関しては最下位の金額を見てみると支給されていない疑惑まである額でした、、、!
懲戒処分等を受けたりするとこのような支給額になりかねないのかなと予想します。

また、主任・主事の金額はそこまで大きくないですが、
課長代理以上になるとプラスに関してはかなり影響がありますよね(笑)

管理職にならなくても課長代理で上位とれば13万円もプラス

びっくりです。

これをもらうにはそれなりの成果を出さなければ難しいですが、頑張る価値がありますよね。

課長代理だと、管理職試験Bの受験対象になる人も多いので受験するといえば高評価につながりやすくなります。

お金も上がりますし、管理職になる可能性も上がりますし頑張る人も多そうですね。

上位に食い込むには

上位に食い込むためには、とにかく課長へのレスポンスを早めることや、正確でわかりやすく伝えて課に貢献することが求められます。

課や担当で中心的な役割を担っていたりすると高評価につながりやすいです。

高評価を得るためにはこちらの記事↓を参考にしてみてください。

ただし、仕事を頑張っていない人はいないので、ただ頑張っただけで即上位とはならないです。

しかし、腐らずに頑張っていれば誰かが見てくれているものなので頑張りましょう。

また、例外として、
成績上位は下記の方だともらえる可能性が高くなります。

例外的に上位評価をもらえる可能性の高い人
  • 主任試験の前倒しに受かっている人
  • 管理職試験を受けている人
  • 管理職試験に科目合格している人
  • 課長代理に昇進させたい主任5年目以上の職員

こんな感じです。
本当かどうかはわかりませんが、昇任試験における成績や勤務評定の影響が少なくないため、管理職が受からせるために高評価をつける傾向にあります。

また、管理職自身も自分の部下から合格者が出れば管理職自身の成績アップに関わる可能性もあるので、こういった人たちに高評価をつける傾向にあるんですね。

正直こっちの方が上位をもらいやすいと思います。

こんな感じなので、
上位をもらうために管理職試験などの昇任試験をを受ける人も多いとかどうとかそんな話も聞くようですよ。

昇任試験における成績の重要度

おさらいです。

非管理職の上位割合

・主任級・主事級のボーナス
上位+4万円 全体の40%
中位
下位-2万円 下位と中位で全体の60%

・課長代理級のボーナス
最上位+13万円 全体の10%
上位+6.5万円 全体の30%
中位
下位-3.0万円 下位と中位で全体の60%

今回は、金額の差ではなく、上位の割合に注目してください

上を見ていただくとわかる通り、主任・主事のボーナスは上位40%が上位評価になります。

理論上だと100人いたら40人は上位になる計算ですね。
意外と多い(笑)
ちょっと頑張れば手が届きそうです。

対して、主任試験の倍率はどの職種でも大体3.3倍程度

100人いたら30人が合格する計算です。
管理職試験(技術職)だと技術職は何十倍にもなります。

主任試験だと筆記は足きりにしか使われず、論文と勤務評定(昇給やボーナスや課長順位等いろいろあるようです。)で合格者が決まります。

仮に全員が同じ評価の論文を書けたとしたら、ここで上位評価をもらっている人が合格します。

落ちるのは上位評価でも10人いる計算になりますが、上位評価全員が主任試験を受けているわけではないのでその辺のこまかいところは割愛します。

とにかく、私が伝えたいことは、

上位評価を取っていると、それだけで主任試験に超有利になる
ということです。

評価の対象はボーナスの他にもいろいろあるようですが(昇給やボーナスや課長順位等。)、5号昇給+ボーナス上位をもらっていればかなりの上位にいることが確定するので、
論文でよっぽどミスらない限りは合格間違いないです。

夫の場合だと、5号昇給+ボーナス上位をもらっていたので、
受ける前から「どうやっても落ちない」と思っていたようです。

4号昇給の人が受からないわけではないですし、実際にそれで受かった人は何人もいると思いますが、上位評価をもらっていればイージー化するということです。

ただし、しっかりとした型を書けていて、論点もしっかり抽出できていて論述できているものが普通の論文です。

これができていなければ論文落ちしても文句は言えません。
なので上位でも落ちることは結構あるようです。

上記ができている論文であれば主任試験の論文は差がつきにくいと思います。

なので、上位を取ることがいかに大切かがわかると思います。

主任試験の対策は?

こちらは過去記事でも紹介していますので、こちらの記事を見てください。

上の記事でも紹介しているのですが、
特に、この本↓は絶対持っておいた方が良いです。

夫は、試験前にずっとこの本でインプットしていました。

合格論文は型であったり合格レベルを知るために必要ですが、いろんなパターンが頭に入るわけではありません。

本番の試験では、いろいろなパターンが出てくるので、この本でそれをカバーできます

この内容を頭に叩き込んでおけば書けなくなることはないですし、普通の論文が書けるようになります。

本気で合格したい方は絶対に持っておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
主任・主事の時のボーナス上位は、もらえる額としてはそこまで多いものではありません。

正直、月の残業代くらいにしか感じない人もいるでしょう。
しかし、いろいろとお話ししてきた通り、ここで上位を取っておくといろいろと有利に働きます。
どうでもいいと思わず頑張ってみる価値があると思いませんか?

チリツモで生涯年収にもかかわってくるので、頑張ってみてください。

それでは今日はこの辺で~

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