こんにちは。
ナースママです。
今回は「都庁職員、都内に家を買う。~公務員のマイホーム購入記録~」について書いていきます。
このブログを読んでいただいている皆さんはこんな人もいるでしょう。
- 都庁ファミリーがどんな家に住んでいるか知りたい方
- すでに公務員で物件購入の予算がわからない方
- 公務員を目指している方で将来どんな家に住めるか知りたい方
物件購入の参考や、公務員を目指すモチベーションにしていただけたら幸いです。
公務員である都庁職員と看護師が都内に家を買うとどんな物件を買えるのか。
また、家を買う際の選び方や考え方についても参考にしていただければと思います。
それでは行ってみましょう!
持ち家か賃貸か
まず、この永遠のテーマからです。
損か得かで考えると結論が出なくなってしまうので私たちの考えを紹介します。
公務員ファミリーは持ち家が良いと思いました。
理由は以下の通り。
こんな感じです。
賃貸のメリットもありますが、私たちは持ち家にしようとの結論にいたり、マンションやら戸建てやら注文住宅を探しはじめました。
ぶつかった社会の壁
期待に胸を膨らませて物件を見に行ってみると、それはそれは素晴らしい豪邸や、内装が綺麗なモデルルーム風の物件ばかり。
しかし、こういうところは大体超高額です。
さらに、こんな条件を加えていくとさらに高額になります。
物件を探していると大体の人が欲しくなると思います(笑)
しかし、こんな物件を23区内に買おうとしたら公務員ファミリーではまず買えないでしょう。
親からの資金援助があれば別ですが、、、
ただし、金を積めばどちらも叶えられます(笑)
これらの条件で見つけようとするとこんな感じです。
最低でも7500万円くらいはします。
逆に言えば、都内でも7500万円以上出せば望んだものが買えるということです。
7500万円というと、
35年ローンで0.5%の金利で毎月19万円以上払わないといけません
物件を探しはじめた時は家賃10万円程度の1LDKに住んでいたので、ほぼ2倍は絶対無理だと思って絶望しました(笑)
現実に戻って金額を考慮すると、駅近だと戸建ては狭い物件ばかりだし、
広くて駐車場2台だと徒歩最低20分くらい歩かないと無いです。
これは共働き世帯にはキツいです。
さらに調べていくと、川近くなどのハザードは近年の降雨状況から避けようとなりました。
多摩川近くには良い物件もありますが、私たちが探してきた経験からすると避けたいところです。
病院の先輩看護師はハザード内に家を購入しましたが、数年前の氾濫で家が浸水し、それ以降、雨が降るたびに気が気じゃない思いをしているそうです。
これから家を購入する人はここは考えたほうが良いですよ。
安くて魅力的な物件でもハザードと言うだけで割高だと思います。
安心して暮らしたいですもんね。
都庁ファミリーが選んだのは!?
こんな壁にぶち当たり、いろいろな条件が増えつつも、家賃を払い続けるなら家を購入したほうが良いと思ったので購入することに変わりはありませんでした。
子育て世代だと2LDK以上は欲しいので、賃貸でも都内だとマイホームの月々返済額と同じくらいになってしまうのもありました。
賃貸だと子供が騒いでうるさくしたときにいろいろと気を使いますしね。
結果、戸建てに照準を合わせて探すことにしました。
そこまで騒音が気にならない鉄筋コンクリートのマンションも検討しましたが、価格4500万円程度の物件であれば月々12万円の返済で済みますが、これに管理費、修繕積立費、駐車場代が安くても4.5万くらいはかかるのでトータル16.7万はかかる計算です。
管理費や駐車場代は戸建てなら払わなくて良いお金なので勿体無いと感じました。
あとは、仮に終の棲家とした場合に子供に土地が残らなくなってしまうとかも夫は考えていましたゆよ(笑)
中古物件を見ていたときに、戸建てよりも狭い傾向にあるマンションは、
子育て世代が手狭になって売却し、結局戸建てを購入するというケースが多かったため、
この点も戸建てに照準を合わせた理由です。
購入した物件の価格
私たちが購入したのはトータル6500万円の新築戸建てでした。
正確には諸費用を含めたローンの総額が6500万円です。
当初の予算は5000万円だったので大幅に越えてしまいました。
- 6500万円だと月々16.8万円程度
- 5000万円だと月々13万円程度
の支払いです。
約4万円の差はでかいですが、駅から遠いなどで不便で資産価値の低下にもつながるところを選ぶくらいなら、駅近で価格も下がる心配が少なく、納得したものを購入しようと決めて購入しました。
また、マンションが高いというのもこの例からわかると思います。
先ほどご紹介したように、4500万円の物件でもトータルの支払いが月々16.7万円です。
ローンを返し終わった後も管理費、修繕積立費、駐車場代は永遠にかかり続けますし、管理費、修繕積立費は倍額になるほど増えることもありますのでマンションの方が高いと思います。
(もちろん個人の価値観によって変わると思います。)
余談ですが、ローンは長く借りていた方が良いと思います。
子供が自立して家族の心配がなくなったら繰り上げ返済でまとめて返せば良いです。
確かに、金利はかかってしまいますが、死んだらローンはチャラになりますのでその方が良いと思います。
頭金については、まとまった額があれば入れてもいいと思いますが、低金利ですし、中途半端な額を頭金に入れるくらいなら、頭金を入れずに手元に持っていた方が良いです。
上記のようにチャラになる場合もあるのでよく考えましょう。
私たちはフルローンを組んでいます。
親世代は、当時の金利がかなり高く、現在の10倍くらいの数字だったので、頭金をいれるのが当たり前だと思います。
おそらく相談しても考え方が違い参考にならないと思いますので注意してください。
購入する際に活用したもの
ファイナンシャルプランナー(FP)への相談なくして家の購入はできませんでした。
FPは都庁のサイトからもできますし、民間のプロに見てもらうこともできます。
私たちは民間のプロに見てもらいました。
こういうのもとてもおすすめです↓
家・保険の専門とかのFPだと自分の商品を売りたい傾向にあるので、このような幅広いことを考えてくれるところの方が参考になりやすいです。
相談するまでの私たちは、とりあえずネットで価格等を調べるだけで、とりあえず予算5000万円くらいかな程度にしか考えていませんでした。
価格に根拠は特にありませんでした。
本当になんとなくです。
人生設計を立てる上で、一度はFPに話を聞いてみよういうことで、相談してみると、かなり細かいところまで設定して資金がどうなっていくのかをシミュレーションしてくれます。
これらを考慮した計画を出してくれます。
いろいろな人たちのデータから余分なものにお金を使う等のことも考慮して多めに計算してくれるんです。
現実との差はあるにしろ、こう言ったものを根拠にして自分たちが買える物件価格がわかるのは大きかったです。
結果、6500万円までは余裕を持って大丈夫ということでしたので、ちょうどたまたま検討していた総額6500万円の物件を買うことができました。
それ以上行ってしまうと、家にお金をかけすぎているという判断がなされていました。
ローンは9000万円くらいまでなら融資可能と判定されていましたので、理論的にはそれくらいの物件は購入可能と言うことです。
私たちの計画では子供は2人ですが、1人にすれば、購入可能価格はもっと上がっていきます。
子供を持たない家庭や、一人っ子の家庭は家にお金をかけても大丈夫だと思います。
私たちの世帯年収やローンについて
当時の世帯年収は1100万円程度でした。
世帯年収の約8倍までは融資可能みたいなので大体こんな感じです。
夫の年収だけでいくと、借入可能額は4000万円くらいです。
公務員はローン審査通りやすい?
看護師×公務員はめちゃくちゃ通りやすかったです。
不動産屋さんも落ちることはまずないと言った形で、結果、その通り、
最低金利の0.41でネットバンクから借りることができました。
今の時代はネットバンクの変動金利が一択だと思います。
不動産屋さんからすると、公務員はローンが降りないことがほぼないので安心できると言っておりました(笑)
実際、買ったところではないのですが、アンケートに公務員と書いた瞬間に明らかに態度が変わって営業されることも多かったです。
20代で家を見に行っていると相手にされないというかいまいち本気度が伝わってこないことがあるんです。(経験ある人ならわかると思います。)
公務員の威力すばらしかったです。
こう言ったところにも公務員の良いところですね。
ちなみにですが、看護師も不動産屋受けは最高でした。
看護師資格があるので、たとえ今の勤務先を辞めたとしてもどこでも働けるからだと思います。
このため、ローンも通りやすいそうです。
2021年8月現在までだと住宅ローン控除の方が多く返ってくる
借りてるお金は0.41%の金利がかかりますが、購入してから10年間はローン残額の1%が返ってきますので、実質お得に購入できている計算になります。
つまり、ざっくり話すと、
ローン金利:-0.41%
住宅ローン控除:+1.00%
となり、現在はトータル+1%で借りることができます。
借金をしているのに実質金利がかかっていないどころか返ってきているのはバグっていますね。
数字だけ見れば儲かっています(笑)
仮に住宅ローン控除の期間が終わってから、物件を売り払って新しい物件を購入すればまた住宅ローン控除を再度受けることができます。
物件の価値が下がっていなければ家賃がかかっていないのも同然なので、さらにお得に物件を購入することができます。
法律が改正される可能性があるので、早く買ってしまった方がお得です。
昔は金利が4%を超えていた時期もあるそうで、そのころだと
ローン金利:-4%
住宅ローン控除:+1%
となり、昔はトータル-3%で借りていたわけです。
金利が高すぎたため、住宅購入者を助けるためのものだったんだと思います。
しかし、ネットバンクが出てきて手数料が安くなり、金利も下がって0金利状態となって住宅ローン控除の率よりも金利が下回ってしまったんです。
こんな感じで今現在はチートレベルになっているので、近年中に法改正があるかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?
公務員ファミリーのリアルな物件購入情報をありのまま伝えてきました。
物件購入に至るまでには2年以上かかりましたが、いろいろな物件を自分たちの目で見てきましたし、制度や条件なんかについてもかなり勉強しました。
ぜひぜひ参考にしてください。
何かあれば夫の質問箱へ質問いただければ私の方で記事にするか、夫に回答してもらいます。
細かい話も書きたいのですが、キリがなくなってしまうので別の記事でも書いてみようと思います
また家の話が出るのを楽しみにしてくださいね~!