【数的処理】最強の対策法

現役都庁パパ式対策について
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こんにちは。 ナースママです。
今日は「【数的処理】最強の対策法」について書いていきます。

数的処理は数的推理と判断推理に分けられますが、まとめて書いていきます。
公務員試験で教養試験のほとんどを占めるこの科目を制する者が合格にぐっと近づきます。

これから始める人も、苦手な人も信じてやってみてください。

それでは行ってみましょう!

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基本的なスタンス

まず、この科目は時間をかければ誰でも高得点が取れるということです。

試験時間と時間配分
  • 国家総合職は3時間で40問。1問当たり4.5分。
  • 都庁は2.5時間で40問。1問当たり3.75分。

余裕そうに見えますが、対策が不十分だと意外と時間は足りなくなると思います。

国家総合職のほうが余裕そうに見えますが、問題文が長かったり、難易度も高いので時間だけで侮ってはいけません。

夫が受験生時代は
国家総合職と都庁ともに27問で時間配分を考えていたそうです。
27問の中には数的のほかに文章理解や資料解釈も含みます。

つまりこれだけで、以下の効果が得られます。

27問の時間配分
  • 国家総合職は3時間で27問。1問当たり6.66分。2分ほど余裕ができました。
  • 都庁は2.5時間で27問。1問当たり5.55分。同じく2分ほど余裕ができました。

細かいことを言うと、知識系の問題は1分もかからずに正答を選べるので時間的余裕は上記よりもっとあるでしょうが、あくまで試験に臨む上での戦略的な時間配分です。

この科目において、2分余分にあるかどうかは試験の難易度が全く別物になるくらい違ってきてしまいます。

センター試験の数学で60分あるのか120分あるのかくらい違うといえばわかりやすいでしょうか。
120分あれば余裕で満点ですよね。

公務員試験は膨大な試験範囲がありますので、取捨選択していかないと、対策も超非効率になってしまいますし、本番でも大きく不利になってしまいます。

例えば、理系学生が世界史日本史1題のために対策していたら何年かかっていても合格できません。

知識問題は、大学受験で勉強したことがある科目を復習程度にさらっとできる人だけが得点できる科目だと思ってください。

そして、非効率な科目は捨てましょう。

技術職であれば知識問題でも数学・物理・化学は取れるので上記の27問に加えて30点満点のテストと考えられます。

30点分のうち9割取れれば27点となり、全体27/40となり約7割です。
30点分のうち8割でも24点となり、全体24/40となり約6割です。

時事問題でも数点上乗せできますし、自分がマークした数字で例えば3と4が多いのであれば、わからないところはすべて1か2にしておくと決めていればさらに高得点が見込めます。

技術職であればここまで取れれば余裕で合格です。
事務職でも合格できるでしょう。

教養試験はこのようにして戦略的に時間配分を決めて、目標得点まで想定します。

数的処理のインプット第一段階

本題に戻ります。

別の記事でも書きましたが、これらの科目は、以下の参考書が王道で、これだけやっていれば基本的には足ります。

他の参考書に浮気をしていると消化不良を起こして身につきません。
文系の人に多いと思っています。

何をやっていけばよいかというと、まずは上記問題集の必修問題だけを全てやってください。

ポイントは必修問題“だけ”というところです。
この段階では実戦問題はすっ飛ばします。

この作業は、まず、大きな幹を作るという意味合いです。

問題をすべてやる必要は無いというか、やる時間的余裕はありませんので注意してください。

やり方としては解法暗記を行います。

解法暗記とは以下のようなやり方です。
基本的に自力で問題を解きませんが、とにかく大量の問題に短時間で触れることができるため効率が非常に高いです。

解法暗記
  1. 問題を読む
  2. 答えを見る
  3. 解法を理解する
  4. その場で解けるようにする

問題をみてペンを動かし始めてしまった人は要注意です。

解ければ、できることをただ確認するだけの自己満。
解けなければ、時間を費やすだけの無駄な時間です。

試験本番で解けるようになっていればいいので最初から解く必要はありません。

問題をみて瞬時に解法が頭に浮かび、あとは計算等するだけの状態になればOKです。
ポイントは瞬時にというところです。

具体的には、以下のようになっていればOKです。

解法暗記の完成形

問題を見る→あの分野のあのパターンだな→違う解法も絡める問題だ→●●を書いて整理して→ここに注意すれば解ける

ここまでで幹はできるので、科目全体がボヤっとでも把握できる状態になります。

数的処理のインプット第二段階

次に、幹に枝葉をつけていく作業に入ります。

実戦問題の各問題でタイマーがついている問題の解法暗記を行ってください。

タイマーの問題は1冊100問、2冊で200問ありますので、ここまですべて解法暗記が完了した状態になっていればOKです。

逆に、数的処理が苦手な人はここまでできていない人が大半だと思います。
ここまでできていないようであれば、苦手というわけではなく単純に対策不足です。

すぐにこの状態を目標にして対策してみてください。

きっと変わると思います。

アウトプットについて

第一段階と第二段階のインプットが終わった方は最後の仕上げです。

最後と言いつつアウトプットが最重要です。

インプットは問題を解くための道具を得た作業にすぎません。
この問題はこう解くよねという、いわゆる定石を知っている状態です。

最初に書いた通り、試験には制限時間があるのでこれの中で解けるようにする必要があります

私たちは27問戦法を取っていますので、以下の時間で解けるようにトレーニングしてください。

アウトプットで1問当たりにかける時間
  • 国家総合職:1問当たり6.5分
  • 都庁:1問当たり5.5分

今回の対策では実際に書いて問題を解いてください。

そして上記の時間をスマホでも何でも良いので時間を測ってください。

これは超重要です。

常に時間のプレッシャーを感じながら解けるかどうかは実力に大きく差が出ます。
ただ問題を解いているだけではダメなんです。

普段できるのに本番はできなかったと感じることはありませんか?
時間を測って解くトレーニングが足りていないことが理由の一つです。
皆さんはそうならないようにできますね。

また、計算ミスはケアレスミスではなく、アウトプットの練習が足りないという重大なミスなので、どこでミスしたのかも含めてスー過去にメモしてください。
復習の時に役立ちます。

さらに、わかっていても時間内に解けなければわかっていないのと同じなので意味がないです。
秒殺できるように繰り返し復習してください。

40問解く際の1問当たりの時間は

国家総合職で4.5分
都庁で3.75分

でしたね。

アウトプットの練習でもこの時間を切れるようになってくれば完璧です。
それ以上対策する必要はありません。

ここまでやっていても以下のような難問は出てきます。

難問
  • 複雑すぎる問題
  • 見たこともないような問題
  • 明らかに時間がかかりそうな問題

しかし、十分な対策をした人であれば、「時間内に解くのは難しい」と判断することができると思います。

さっと戦略的撤退をして、解ける問題でガンガン得点しましょう。
余った時間で時事問題や、理系の知識問題もできます。
それでも余っていれば難問を解いて上乗せしちゃいましょう。

いかがでしたでしょうか。

数的処理の対策について全てを書いてきました。

あとは、やるだけです。

この記事をみても実際に行動できる人は1%くらいでしょうか。
逆に言えば、しっかりできれば超上位に行けるということです。

倍率がいくら高くてもやることは変わりません。
これができていないことにははじまりませんからね。

何回も読み直して自分のものにしてください。
必ずご自身の力になります。

今日はこれでおしまいです。

今日も試験勉強頑張ってください!

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